「空気に接する水は0℃以上で蒸発し、100℃では無条件に沸 騰する」
「水の気化は開放系で見れば0℃から100℃までオーケー」
この自然界では常識であることが、人類の科学では、未だ常識になっていない分野の一つです。
人は、地球上の水が、沸騰(沸点=100℃)するまで、液体であるということに、我々は、どれだけ安心と恩恵を受けているか計り知れない。
しかし、多くは海から5℃くらいでも頻繁に蒸発し気体になれるからこそ、空気と共に雲を作り、地上に降る全ての雨の同じ量の供給源になっている。
だから、川や海の水は未来永劫、安定して保たれている。
にもかかわらず残念なことに、水は100℃で沸騰するとの思い込みが強いせいか、水は5℃で気化する筈がないという確信がどこかに潜むらしい。
そのことがもたらす帰結は、こんな低い温度で水は簡単に1水分子の気体に変わってどんどん蒸発している。雨だって、地球に不可欠な雷だって、そ
こからきていると、世界の水の専門機関は科学的に説明できていない。なぜこのように水への関心不足が蔓延するのだろうか。
想像できることは、水が密閉空間や孤立系において,どのように振舞うかについては、完璧な理論を持つ。しかし、海や川や戸外の、空気と接している、
開放系にある水の振る舞いについては、解明が難しい面もあり、極めて曖昧になっているのではないか。
であるから、水の蒸発については、水分子と空気との合体から雲が生まれ、雨の基にもなり、雷の大プラズマエネルギーの大元になっているとの、現象を
科学的に原理を十分には説明できていない。水蒸気について、特に、水分子が雲になり、雷の放電現生の基本になっている。
科学が冷たく接する、解放系の水は、5℃でも蒸発、気化している。それが空気との関係で蒸発しているのであるから、空気との量子的関係に立ち入ら
なければどうしようも無い。水の空気に接したとき、
「水分子は、空気より軽く、空気のエネルギーを受け取りやすい」。
開放系での水を考えるなら、水という物質には外側と内側とのやりとりがある。水の外側とは、空気との関係である。
然るに、水分子H2Oの分子量は18で、空気は29,窒素は28,酸素は32である。これなら水分子は絶対、空気に引き寄せられ。飽和蒸気に気体化
しやすい。水分子と空気との接点では、水分子が熱を最初に受け取る。次に酸素、窒素である。したがって、水分子は空気に吸収されやすい。
液体中では水分子同士は水素結合で繋がっているが、水の粒子としては、水の表面に周囲から熱などのエネルギーが加わり、表面近くの水分子がちぎれ
て、水蒸気に変化して空中に出やすい。水蒸気とは、粒子が自由に飛び回っている気体の状態である。
この粒子(水分子)の特異な特質が水の蒸発に関係する。温度が高ければ、粒子の動きは活発になり、水蒸気になりやすくなる。
従って、水の気化については、
「空気に接する水は0℃以上で蒸発し、100℃なら無条件に沸騰する」
このように、水の気化に関する常識を改定すべきではあるまいか。
水が液体であると、気体であるとを問わず、水分子の特質を開放系の条件下で更に突き詰めなければ、水の本質など永久に明かされることはない。理論的検証をぜひご期待致したい。
一方、雷のプラズマエネルギーは、確かに、如何に魅力が在っても、地上では、自然の長い大気循環プロセスを使って雷を実現するのは不可能。
雷とは、温度5℃くらいの水が蒸発して雲になって、水蒸気が揉まれ、水滴や氷の粒になって、摩擦して、静電気を起こして、大きな電界をつくり、
大放電の結果、太陽エネルギーのような高温・高密度領域での一瞬のプラズマエネルギーを生む壮大な気象現象である。そこで、自然の水から、この大
気圧下で、雷を作るには、この水の持つ信じられないパワーを引き出せば可能である。それには、地上から上昇する水蒸気が、上空で、パチパチ静電気
を起こし、荷電粒子になるところまでを、地上で、100℃の沸騰した水蒸気を利用する工法により、実際、格段に低温・低密度の条件下、低温弱電離の非
平衡プラズマを再現する実証にあh、何度も成功している。
このプロセスは、燃料に水を使う燃焼・反応工法として、水分子の解離に至るのであるから、燃焼に空気の酸素は不要、廃棄物は熱分解及び、水蒸気解離反
応であるから、元素の変化や、完全燃焼が行われる。有害廃棄物は排出せず、煙も殆ど出ない。残るのは炭酸ガスと水くらいである。
したがって、従来使用している炭素系燃料は水と一緒に熱源料として使用することが可能である。驚くほど小規模、簡潔、低コスト、無公害等の特徴を備
えたこのエネルギー機構は、従来使用中の機構を補完して、応用できる。
地球のエネルギー状況が窮迫する今、脱炭素を叫ばずとも、自然に取れる炭素系の燃料をそのまま無理なく、国・地域で使っていく。もしこれが、
地球が環境の危機から早く脱出できる方法であるなら、人類にとって、こんな痛快なことは無い。
国際水分子研究室 柿原
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